文字サイズ変更
ごあいさつ

ホーム > ごあいさつ > 電気電子工学科学科長あいさつ

電気電子工学科学科長あいさつ

電気電子工学科長 教授 熊谷 慎也

電気電子工学科長
教授 熊谷 慎也

2025年度、電気電子工学科は新たに2名の教員を迎えました。今宿亙教授と岡田啓教授です。お二人とも通信・情報の分野で顕著な成果をあげられた研究者です。研究と教育の面で是非ご活躍いただきたいと思います。電気電子工学科は2名の教員が加わることで、総教員数19名と、理工学部の中でも最大級の学科となりました。電気電子工学科の擁する、エネルギー・環境、電子物性・デバイス、システム・情報通信、電子生命情報の四つの研究分野で、相互の連携を密にし、一層大きく発展していきたいと思っております。

さて、講義や実験などに出ますと、学生諸君が大変元気になってきたように感じます。コロナ禍も過ぎ、学生相互のコミュニケーションがとても活発になってきているのだと思います。人と人のつながりはとても大切です。

私は融合領域の研究を進めており、様々な分野の方々と議論をします。多様な視点から物事を捉えるのは大変面白く、理工学系から医学系まで、たくさんの方と議論をします。分野の異なる方との議論は、話をする方と話を聞く方、お互いにセンスが問われるところがあると思っています。ある意味、「他流試合」みたいなところもありますが、上手くいくと、「化学反応」が起きて、研究が大きく進んでいくように感じます。はじめて議論したときに、すぐ「化学反応」が起これば、その勢いに乗って研究を革新的に進めることができます。その一方で、長いときには数年、それ以上のスパンで、「そういえば、あのときの、—————は、どうだろうか?」と、繋がっていくこともあります。時間がかかってはいますが、このときも繋がるのは一瞬のように感じます。

「将来、どこでどう、何が繋がるのか?」それを見通すのは容易ではないと思います。そのベースとなる人とのつながり、コミュニケーションは大切であり、一期一会という言葉の通り、しっかりやっていかねばと思います。

電気会の皆様、OB,OGの方々には、常日頃より大変お世話になっており、大変感謝しております。引き続き、ご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

ページトップへ